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青森県のペットと泊まれる宿
下北半島
下北半島の人気の名所・観光スポット・名産品

仏ヶ浦
下北半島はまさかりの形をした本州最北端の地。日本三大霊場の一つの恐山や、奇岩が立ち並ぶ仏ヶ浦、寒立馬(かんだちめ)が放牧される尻屋崎などの景勝地、津軽海峡・陸奥湾・太平洋に囲まれた厳しい自然に育まれた大間のマグロやウニ、大間牛といったグルメなど、海沿いをぐるっと一周ドライブしながら豊かな自然の恵みを堪能したい観光エリアです。
八戸・三沢
八戸・三沢の人気の名所・観光スポット・名産品
■八戸

東北屈指の漁港がある八戸は、朝市や屋台など海産物グルメで活気にあふれています。ウニとアワビを煮た潮汁の郷土料理のいちご煮や、だし汁にせんべいを入れるB級グルメのせんべい汁などが有名です。

春は菜の花に覆われ、3月〜8月には3万羽ものウミネコが子育てをする蕪島や、海岸沿いに天然の芝生が広がる種差海岸も八戸の人気スポット。
■三沢
米軍基地や空港がある三沢は、バーや輸入品販売店などアメリカンなお店が立ち並ぶ異国情緒あふれる街。米軍のアメリカ人からアドバイスをえて開発されたエアフォースバーガーやチーズロールなどのご当地料理やソウルフードも楽しめます。寺山修司の記念館や、彼が愛した料理が食べられる食堂もあります。全国有数のホッキ貝の水揚げ高があり、12月〜3月のシーズンにはホッキ丼が食べられるお店が多数あります。
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青森市・東津軽
青森市・浅虫の人気の名所・観光スポット・名産品

毎年8月2日〜7日に開催される青森ねぶた祭には300万人もの観光客が訪れています。縄文文化の集落跡の三内丸山遺跡や、弘前出身の奈良美智デザインの巨大な犬の立体作品「あおもり犬」がシンボルで、世界的に評価の高い青森出身の版画家・棟方志功の版画や油彩画を多数展示している青森県立美術館などの観光名所があります。
山海の幸に恵まれ、青森ならではの伝統食や郷土料理が楽しめる飲食店が多数あり、濃厚な煮干ダシの津軽ラーメンや、自分好みの丼を作れる青森魚菜センターのオリジナルのっけ丼が人気です。
平安時代に開湯したと言われる、陸奥湾を臨む浅虫温泉もすぐ近く。
奥入瀬・十和田湖
奥入瀬渓流・十和田湖・八甲田山の人気の名所・観光スポット・名産品
■奥入瀬渓流

奥入瀬渓流は十和田湖と焼山の間にうっそうと生い茂る原生林の中を14kmに渡って流れ、渓流沿いにトレッキング歩道が整備されています。初心者はバスや車を利用し、上級者は徒歩で、銚子大滝や雲井の滝、白銀の流れや三乱(さみだれ)の流れ、阿修羅の流れといった見所を辿りながら散策できます。奥入瀬渓流はペット同伴OKです。
■十和田湖

十和田湖は秋田県と青森県の県境にある十和田火山の噴火でできたカルデラ湖で、冬の厳しい寒さでも凍らないことから神秘の湖とも呼ばれています。観光遊覧船でえびす大黒島や高村光太郎作の乙女の像、見返りの松、火山の噴火で積もった火山灰に含まれる鉄分が赤く変化した五色岩などを見て回れるクルージングやカヌーツアー、軍用ゴムボートを使ったボートアドベンチャーなど、遊び方もいろいろです。
十和田湖の名産はヒメマス。北海道の支笏湖から譲り受けたヒメマスの養殖に成功したもので、脂ののった身は独特の食感と甘みがあり、十和田湖畔にはヒメマス料理が食べられるお店が並びます。
十和田湖には龍の伝説が伝わっています。
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マタギの八郎太郎は仲間たちと食事を分け合うという掟を破ってイワナを独り占めして龍の姿になってしまい、湖の主となります。
それから数百年後、南祖坊という僧が湖にやってきて九頭の龍に変化し、長い体を十曲(とわだ)に曲げて八郎太郎を退治します。
八郎太郎はその後、八郎潟で暮らすようになり、田沢湖に住む龍の辰子と恋仲になります。
辰子を巡って再び南祖坊と戦って今度は勝利し、冬になると共に田沢湖で暮らすようになります。
南祖坊は十和田山青龍大権現となり、現在も奥の院に祀られています。
三湖伝説は、火山の噴火や洪水などの自然災害の様子が龍同士の戦いとして描かれているという説もあります。

青森県は日本一のニンニクの生産量を誇り、国内出荷量の約7割を占めています。「福地ホワイト」という品種で、十和田湖の南にある田子町で昭和37年から栽培が始まり、その後、県全域に生産地が広がっています。
■八甲田山

広大な湿原に可憐な高山植物の花々が咲く八甲田山。八甲田ロープウェイで登れる山頂には30分コースと1時間コースがある八甲田ゴードラインの遊歩道があります。山の周辺には火山活動でできた蔦の七沼や睡蓮沼、地獄沼といった沼や、蔦温泉、八甲田温泉、酸ヶ湯温泉、城ヶ倉温泉、元湯猿倉温泉、八甲田山麓寒水沢温泉などの温泉が点在しています。
津軽半島
津軽半島の人気の名所・観光スポット・名産品
■津軽半島

津軽半島は、20mを超える高さのものもある五所川原の立佞武多(たちねぷた)や、文豪・太宰治の生家・斜陽館がある金木が人気の観光スポット。ベンセ湿原や、ヤマトシジミの名産地で多種多様な鳥が生息する汽水湖の十三湖など自然が豊かです。津軽半島最北端の竜飛岬からは青函トンネルを通って津軽海峡を渡り北海道へ渡れます。
津軽は工芸品が盛んです。
布地に糸で幾何学模様等の図柄を刺繍して縫いこむ刺し子。青森県西部の津軽の刺し子は「こぎん刺し」、県東部、南部の刺し子は「菱刺し」、秋田の庄内の刺し子は「庄内刺し子」と呼ばれています。

漆を何度も塗っては乾かし、研ぐという作業を繰り返して描きだす複雑な斑点模様が特徴の津軽塗りや、陸奥湾近辺で作られていた漁業用浮玉の製法を応用して作られるようになったガラス工芸品の津軽びいどろ。


衣料が貴重だった江戸時代に着古した着物や布を再生する機織りの一技法として生み出された南部裂織りや、青森県の木に指定されているヒバの木目を活かした曲物の曲げわっぱなどがあります。


■五所川原

津軽半島の入り口に位置する五所川原。五所川原立佞武多の祭りは毎年8月4日〜8日に開催されます。津軽五所川原駅から津軽の中央を走る津軽鉄道は、7月〜8月は夏の風鈴列車、9月〜10月中旬は秋の鈴虫列車、12月〜3月にはダルマストーブを焚いてスルメをあぶる冬のストーブ列車などの季節のイベントで人気があるローカル線です。大地主だった太宰治の父が建てたヒバやケヤキを贅沢に使った和洋折衷の豪邸の斜陽館がある金木は津軽鉄道で。津軽鉄道は、犬・猫・小鳥等の小動物でケース等に収容していれば、有料手回り品として1個280円で車内への持ち込みOKです。
現在、このエリアの宿の登録はありません。

弘前・黒石
弘前・黒石の人気の名所・観光スポット・名産品
■弘前

弘前城の城下町として栄えた面影と明治〜大正時代に建てられたレトロな洋館、和洋の文化が入り混じる弘前。街全体が桜色に染まる弘前さくら祭りや勇猛な武者絵の弘前ねぷた祭りなどのイベントが行われ、津軽三味線のメッカです。郷土料理の津軽料理やご当地グルメのいがめんちなど和風の文化が多数ありながら、フレンチレストランや喫茶店も数多く点在し、洋風文化も盛んです。りんごの生産量が日本一で、8月〜11月には観光農園でりんご狩りが楽しめ、アップルパイ販売店が50店舗以上あります。
ブナの木をテープ状にして巻いて押し出して作る弘前の工芸品のブナコはお土産にもぴったり。
■黒石
弘前から弘南鉄道で30分ほどの黒石は、200年以上の歴史がある建物が並ぶ中町こみせ通りがあり、江戸の面影を宿す街並みをそぞろ歩けます。太平麺の黒石やきそばと和風ダシのツユの中にソース焼きそばが入っている黒石つゆ焼きそばがご当地名物。
岩木山・白神山地
岩木山・白神山地・鯵ヶ沢・五能線の人気の名所・観光スポット・名産品
■岩木山

岩木山は標高1625mの円錐形の山で津軽富士とも呼ばれています。周辺にはさまざまな泉質があつまる源泉が10あり(嶽温泉郷、百沢温泉郷、羽黒温泉郷、湯段温泉郷、新岡温泉、三本柳温泉、北小苑温泉、桜温泉、あたご温泉、五代温泉)、1,000円で協賛温泉3ヶ所に入浴できる湯めぐり手形が便利。
■白神山地

いまだ手付かずの原生林が残る世界自然遺産の白神山地は、第一の滝・第二の滝・第三の滝を巡る暗門の滝登山コースや、推定樹齢400年のブナの巨木のマザーツリーを目指すコースなど、苔むした自然の景観の中を散策できます。ペットは白神山地には入れませんが、散策の拠点となるアクアグリーンビレッジANMONまではペット同伴可能(リード必須)です。
■JR五能線を走るリゾートしらかみ

JR五能線を経由して青森〜弘前〜秋田を結ぶリゾートしらかみは、日本海の絶景や沿線の観光名所を楽しめる観光列車。千畳敷や行合崎海岸などの絶景を通過するときには速度を落として景色をじっくり堪能できたり、車内では津軽三味線の生演奏や津軽弁の語りべ実演などのイベント、駅弁の車内販売などもあってサービス満点。フリーパスを使えば五能線を途中下車して観光して回れます。
JR線へのペットの持ち込みは、
小犬、猫、鳩またはこれらに類する小動物(猛獣やへびの類を除く)で、長さ70センチメートル以内で、タテ・ヨコ・高さの合計が90センチメートル程度のケースに入れたもの
ケースと動物を合わせた重さが10キログラム以内のもの
手回り品料金は、1個につき290円です。ご乗車になる駅の改札口などで荷物をお見せのうえ、普通手回り品きっぷをお求めください。
JRお出かけネットから引用
ということで有料の手回品としてペットを持ち込めます。
五能線の深浦駅では、日本一のクロマグロの水揚げを誇るマグロをジンギスカンのように焼いて食べる深浦マグロステーキ丼や日本キャニオンと呼ばれる深浦の大断崖、木造駅の駅舎には亀ヶ岡遺跡から出土した遮光器土偶の巨大モニュメントのシャコちゃんがあり、ウェスパ椿山駅には波打ち際で日本海を眺めながら混浴露天風呂が楽しめる黄金崎不老ふ死温泉があります。
鯵ヶ沢駅には、太古の地殻変動で地中に封じ込められた海水が湧いている鯵ヶ沢温泉があります。一年を通じて水揚げされるヒラメを使ったヒラメのヅケ丼が名物。鯵ヶ沢駅から車で10分の通称「焼きイカ通り」にある七里長浜のきくや食堂にはブサ可愛くて人気の秋田犬のわさおがいたのですが。。
わさお、2020年6月8日にお星様になってしまいました。今は店内にわさおの遺骨が置かれ、全国から寄せられているメッセージや花が飾られています。また、わさおの娘のちょめが訪問客を迎えてくれています。
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